キャンドルナイト/2007

2007年12月21日
暗闇の中で「カチャ・ガチャ~ン」とビンの崩れる音。「これはだめだ、これはいいな」と独り言をいいながら夜の公園の資源ゴミ集積場でビンを集めています。(利用後は、お返ししました)沙羅の部屋をキャンドルで一杯にしてライブマッサージを行いたいと言う思いでホルダーにするビンを資源ゴミ場からお借りしました。

今回のキャンドルナイト・ライブ&タイマッサージのイベントは、地球にやさしく環境に配慮する目的ですから当然、終了後はお返しします。綺麗にラベルを剥がし洗われたビンは、ぴっかぴかに。次は蝋燭を上手に立たせ綺麗な炎を灯すにはどうすればいいかを考えなくてはなりませんでした。ビンの底は湾曲しているし安定感のある大きな蝋燭は少し灯すと炎が小さくなること、経費がかかることである程度太さのある長い物を使うことにしたからです。色々考えた上ホームセンターで熱に強いファイル用の板を購入しビンの底に合わせてカット、蝋燭の蝋でたたせることにしました。これも、あれもの準備で大変でしたが楽しいものでした。

当日、数え切れないくらい沢山のキャンドルをセッテングした部屋を見て、すぐにでも灯したかったのですが、キャンドルの持つ時間を考えたらぎりぎりまでまたねばなりませんでした。ライブはサントウール演奏(インド・百弦琴)奏者は岐阜の沙羅双樹の宮下さんです。宮下さんとはメールでの打ち合わせのみでお目にかかるのは初めてだったので、どんな方か少し不安でもあったのですが、とても気さくなお話好きで(後でわかりました)暖かな方でほっとしました。外が暗くなって来たのを待って宮下さんの調律中に待ちきれずにキャンドルにみんなで手分けして点灯です。

「わあ~!」    「う~ん!」     「きれい!」 

お客様の来店が始まり、お着替えの誘導・飲み物のご案内・お部屋へのご案内とスタッフそれぞれが役割をこなし、その後セラピストに早変わりしライブ&タイ式マッサージの始まりです。サントウールの生演奏を聴きながら、施術を受けるのは言うまでもなく最高だと思いますが、私達はさせて頂く最高の贅沢を味わうことができました。感謝です。1回目のマッサージ終了後は、宮下さんのライブオンステージです。2回目のスタートぎりぎりまでお話と演奏を頂き、お客様はとってもお得でしたが、私達はバタバタです。(笑い)
2回目も終了後は、1回目よりもっとお得な時間が・・・。「3回目はないですよね?」とニッコリの宮下さんです。

お客様をお送りしてからは、部屋の片付けです。本当に我が沙羅スタッフはよく気が付きよく動きます。(身内を褒めてすみません)鈍くさいのは私だけのようでした。全てが終了後、奏者の宮下さんとスタッフ全員で打ち上げ会の始まりです。余談ですが沙羅のお隣の西遊記さんとは仲良しで特別いいこといっぱいあるのです。今日も美味しい物を頂きました。みんなニッコニコ。美味しい物には弱い私達です。ここで先に書いた宮下さんのお話好きが判明することに・・・。親父ギャクの連発に出ちゃった話。とても面白く愉快でした。

今回を含めて何かをやる時、何をどうすればいい?どうしよう?と思考錯誤の中スタートするのですが、何時も皆さんに助けられ何とか終えることができます。至らないことも数多くあり反省の連続ですが、私達は沢山の出会いと幸せを頂くことができました。皆様には楽しい時間を過ごして頂くことが出来ましたでしょうか? 今日の一日に感謝します。皆様ありがとうございました。   07/12/21

 

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