西遊記さん閉店、寂しくて残念

lonely
新型コロナウイルスで世の中は、大きな変化の中にあります。沙羅もその影響は、避けては通れず緊急事態宣言を受けて4月12日から5月14日までお休みしていました。その真っ只中、4月30日、午後9時にいきなりの電話が、入ってきました。

「今日で店を閉める。スタッフは、全員解雇した」と! それは、長年、沙羅の隣で中華料理店を経営している西遊記の社長からでした。コロナウイルスが叫ばれ始めて飲食店の厳しさが増してきていたのは勿論、承知であったし、日々のランチタイムや夜の予約のキャンセル状況、お客様の入りからもその厳しさは、想像できていた。

でも、

まさか八事で40年以上も営業を続けていた店を本当に閉めてしまうと言う、この日が来るとは思っていなかった。私にとっては、ショックな連絡だった。私にとっての西遊記さんは、心の拠り所でもあったからだ。

沙羅が、ここにお店を開いた18年前。遅くまで営業している西遊記さんがお隣にあることは、大きな安心感であったし、当時の店長さん(亡くなってしまったが)にも色々と気にかけて頂き頼もしい存在でありました。その彼が亡くなり現社長が、代わりにお店に勤務するようになり、またまた、同じように沙羅は、西遊記さんに守られて日々を送っていたような気がします。困ったことがあれば、こうなんだけどさあ~~・。どうかなあ~・。外のスポットライト交換して貰ったり・。プライベートな事までも意見を聞いたり・・。

また、お隣にあると言う利便性に「お昼にいってきま~す」と言い沙羅に帰るまでに最短15分あれば良かった!(早食いの最たる者です。)混んでいればお盆ごとお店に持ち帰る。スタッフが、お客様中の場合は、電話持参のランチタイムである。電波が届くんですね~。食事中に電話が鳴れば、もしもし~と言いながら席を外し沙羅に戻りご予約の受付をする。何と言う事!何という仕事の仕方!マッサージ店の特異性に西遊記さんの存在は、なくてはならない営業の一部でもあった。

沙羅にとって、私にとっても、大きな大きな存在だった。

休業中も1週間に一度は、沙羅に来ていた私だが、西遊記社長には会えず。毎日、西遊記さんのお店の前に立ち止まり張り紙を読んでいる人・人を見ながら、皆さん、残念に思っているに違いないと・・。やっと会えたのは、その後2回。当然、仲良くして貰っていた従業員さん、パートの方々には、沙羅が休業する前にお会いしてそのままのお別れになってしまい残念な思い。「完全に鍵を返すから、もうここには来る事ないなあ~」と言う言葉を聞きながら、その寂しさに涙がこぼれた。

寂しい、悲しい、残念! そんな私の想いとは別に、生き残って行かなければならないのだから、その決断にエールを贈りこれからの発展を祈ります。

追伸:1,000円割引 2枚持ってるんだけど~~。せこい私が、聞いた。「中国料理/日月楼さん」 「晩酌家 串よしさん」で使って貰えばいいよ~って。だから近いうちに日月楼さんへ会いにいきます。(笑)

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