バンバン・バンコク◇ 旅行記③
夕暮れに刻々と変わる8月の空の色を見ながらセントレアから初めての飛び立ちです。(中部国際空港セントレアは、2005年2月に開港され、今旅で初めてのセントレアでした。)
到着時刻を大幅に遅れ着いたのは、午前0時も回っていました。(台風の影響の為に航路変更)それなのに、ドンムアン空港は、相変わらずの人混み状態です。いつもなら降りたとたんにあのむ~とした暑さにタイを実感するのですが、暑くない!暑くない!日本よりも涼しい快適な日を過ごせそうな気がしました。
旅話の前にこれから向うホテル予約についての失敗談から。ネット予約し安心しきっていたホテルの件で依頼先から「確認をお願いします」のメールをもらい改めて予約内容を確認したところ、一年後の予約を入れていました。旅立つ3日前のことでした。あわてて再度の申込みをしたのですが、予約を取る事が出来ず、仕方なしに依頼先が提案してくれた下記ホテルとなりました。
そこは…ナナ駅のスクンビット通りからソイをずっと入った所にありました。通りを進んでいくと、どんどん暗くなる、寂しくなり不安がよぎってきました。着いたホテルは、ある種いかがわしい雰囲気を持ち、まるで病院のような長~い廊下にコンクリートに色を塗ったような冷たい床、ここはどこ?状態でした。しまったと思っても後の祭りです。これからの日々が、不安になってきました。朝、人、車、の賑やかな行き交いに昨夜とは雰囲気の一変した空気に昨夜の腹立ちに、ホテルを絶対変わってやる~と言う勢いも消えうせ、何となく「ま!いいか!」状態の私は、はい、いい加減者でした。
タクシーに乗り某スクールへ、初日、やはりあきらかに遠回り?金額は大したことないのですが、そんなちょっとしたことが、タイ感覚になるのです。これからは走っているタクシーを進行方向へ向っている道路で拾おうと決めました。もちろん、そこまでは、歩かなくてはなりませんが…。
今回の勉強の一つは、スリムマッサージです。スリムになるぞ~?と自分に言い聞かせながら必死に練習・練習してました。先生とマンツーマンなので朝は、マッサージを受け午後はマッサージをするという繰り返しです。なんとマイペンライだと思うのは、オイルなので恥ずかしながら裸で受けるのですが窓のカーテンが寸足らずあきらかに外が見える。と言う事は、向こうからも見える。と言っても心配するまでもなく誰も見たくないとは思いますが…・。
日程後半は、ルーシーダットンです。仙人の体操と言われているソフトな1人ストレッチ1人ヨ~ガです。これは、いいです。何が良いって呼吸に合わせたゆっくりしたストレッチを行うことによって、心と身体のバランスが絶妙に上手くとれ終わった後は、すっきりです。さすが、仙人の体操だと思いました。
勉強をよそに、いつものごとく楽しい事件を楽しみにしていたのですが、今回の旅は、あまり勉強以外の時間がなく行動範囲が狭く残念でした。
そんな中、お買物のために空けていた日曜日、スクンビット・アソークから地下鉄に乗ってチャドチャックへ。地下鉄は始めてだったので(前回は乗っていなかった)楽しみでした。構内は広く「ここは、どこ?本当にタイなの?」と思うほどくゆったりとし近代的でした。切符は?自動機で買ったプラスチックのコインを改札口の丸い所に当てるだけです。へ~~。
人のまねしてすました顔でいましたが、本当は、このコインをどうして良いか分らなかったのです。チャドチャックマーケットの駅に下りて意気揚々と上に上がって行くと何となく人が多い。何だろう?と思いつつも地上へのエスカレーターに乗り暗天の空が見えてくるとその訳がわかりました。土砂降りの雨です。雷と共に尋常でなく土砂降りの雨です。
ここで雨季真っ只中のタイを改めて感じました。今頃感じても遅いのですが、すでに滞在中は、毎日と言う程、夜中になると雷ぴかぴか、雨が土砂降りでした。でも、朝になると上がっています。そんな中、傘なしで行動できたのが不思議なくらいでした。
ま、そんな雷雨にエスカレーターを下がりながら、そこかしこに座っているタイの人達に混じって座るための自分のスペースをさがしていました。構内へお尻を下ろし座り込み雨の上がるのを待つことにしました。ボーット一時間以上です。私にとっては久々のボーです。そろそろ嫌になってきた頃、小雨になったので一気にマーケットへ。入り口でビニールのカッパを買う(20バーツだったと思う)前を歩く外人さんに釣られて買ってしまったのですが、結局、使わずじまいに終わりました。
マーケットは、この雨にも関わらず人で一杯!
チャドチャックはバンコクを代表する巨大マーケットですが、今回、私がはまっていたのはスクールの近くにある大型スーパーです。毎日、お昼・帰りと日参していました。お昼ごはんは此処にある18番ラーメンでとったり、コーヒーの美味しいお店で帰りのひと時をすごしたり両替もおやつも挙句の果ては下着までここを利用させてもらいました。ある日、何時もの如くぶらついていた時に広告の品・ハーブサウナ発見です。毎日練習後にこのハーブサウナに入って効果を実感していたので1人でわくわく喜んでいました。
現実に日本に持って帰れるかと言う心配を向こうに、広告の品に心があせり買ってしまいました。「1,480バーツ、」通常2,000バーツ以上はすると言われ「やったね。」気分です?? さあ!どうしますか?
ご多分にもれずいろいろなアクシデントにあいながら今回の旅も無事に終わりを迎えました。もちろん、ハーブサウナは抱えて帰ってきました。冒険もなく大人しい毎日の中で今回は、私が食べたいろいろなものを紹介させて頂きました。お馴染みの日本で食べられるものばかりでタイ料理とはちがいますが、安くて美味しい?普通のものです。
行く度に、タイ式マッサージから広がっていく新しいタイを発見し微笑みの国タイランドに対する楽しみはまだまだ続きそうです。 2005年8月-9月
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